ページネーション：ビューの詳細

CakePHPのページネーション（ページャ）機能のヘルパーについて。
以下CookBookから抜粋と補足。
http://book.cakephp.org/ja/view/166/Pagination-in-Views

「次のページ」などにURLのパラメータを引き継いで遷移

viewに以下の通り記載（勿論、対象のリンクより前）

$paginator->options(array('url' => $this->passedArgs));

特定のパラメータだけ引き継ぎたい場合*1

$paginator->options(array('url' => $this->passedArgs[0], $this->passedArgs["mode"], ・・・));

タイトル行の表示とソート項目を変えたい場合

例：

<?php echo $paginator->sort(__('Public', true), 'public_flag');?>

sort()メソッドの各引数は、以下の通り

　sort($title, $key, $options)

$title

表示タイトル

$key

ソート項目

オプション

$optionsの指定は、url(クリックURL)とmodel(対象Model)。
それ以外は、htmlヘルパーLinkメソッドの$htmlAttributesに引き継がれるようです。
http://book.cakephp.org/ja/view/836/link

「次へ」「前へ」リンクの詳細設定

「次へ」「前へ」リンクを出力するprev()およびnext()メソッドの詳細は以下の通り

prev($title, $options, $disabledTitle, $disabledOptions)
next($title, $options, $disabledTitle, $disabledOptions)

$title

リンク文言。

$options

model(対象Model)指定および、リンクオプション（Linkメソッドの$htmlAttributes)

$disabledTitle

「前へ」「次へ」に該当する記事がない場合の表示文言。空は$titleと同じ。

$disabledOptions

「前へ」「次へ」に該当する記事がない場合の$option。

$disabledOptionsに特定のクラスを指定して表示を変えようとすると、引数の指定が冗長になるのでちょっと面倒です・・・
例：

<?php echo $paginator->prev('<< '.__('previous', true), array(), null, array('class'=>'disabled'));?>

「全xx件中x〜x件」などの表示

CookBookの counter()メソッドの例で全てを語りつくしているかと思われますので、そのまま引用。

echo $paginator->counter(array(
	'format' => '合計 %pages% ページ中の %page% ページ目です。
			総レコード %count% のうち、  %start% 行目から %end% 行目までの %current% 行を表示しています。'
));

*1:CookBookのように array("0", "1",...)と書くと、 http://hogehoge〜/0/1/page:2となる。